某日
この日はとある街でスト。
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近年はストと言っても、新宿や渋谷みたいなところであくせく20~30声掛けするのではなく、厳選した5声掛けを心がける様にした。
それも毎日。
逆に言うと、それ以上は声掛けはしない。
体調不良や旅行などではない限り、日常にナンパを取り入れる事を目標にしている。
思うところあっての事だけど。
とは言え、さすがに毎日はキツイ。
たった5声掛けでも。暑い、寒い、仕事で疲れた。
言い訳をして、人間楽な方に流れてしまう。
やはり毎日は出来ない。
また、やはり美女になると、1回の出撃で1~2声掛けしかできない事もある。
バンゲなど何もない事もざらにある。
地蔵とも戦わないといけない。
ハッキリ言って、時間の無駄になる事も多々ある。
ただ、出来るだけ日常に声掛けを取り入れる様にしたい。
理由はシンプルに、質を高める為だった。
界隈でもよく言われているが、夜の渋谷、新宿、六本木みたいな場所はやはり質が良くない。
質と言うと女性には失礼だが、これは経験上分かっている。
もちろん、上述した街も場所や時間によっては質を担保できることもある。
けど、やはり、よく言われている、所謂ナンパスポットではない場所が良いのかなと。
この界隈、どうしても数=正義みたいになってしまう。
スト高だ、美女だと言っても、本人の好みがある。
本人のバイアスが掛かり、本人が美女だと思っても、他者からはそうではない事も多々ある。
そうすると、やはり数を見てしまう。
月5ゲットよりは10ゲット。
年50ゲットよりは100ゲット。
その方が凄腕に見える。
極端だけど、スト3~6くらいを年間100ゲットするのと、スト9を年間5ゲットするのはどっちに価値を置くかと言うと、もう断然後者の思考になっている。
また、年間100ゲットするようなスト師(ネトナン、クラナン、バーナンも含)はタイプの幅が広い事は知ってる。
しかし、合流したりすると、どうしても「ゲット数が多い方が凄い」みたいな認識になる。
凄腕だイケメンだともてはやされ、何もないと焦ってレベルの低い女性にいってしまう。
これはspadaが合流を好まない理由の一つでもある。
もちろん、合流して学んだ事は多々あるんで、悪くは言いたくないんだけど。
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前置きが長くなったけど、この日もいつもの様に街を歩いていた。
サージングしている中で、一人の女性が目に入る。
長身、きちんとした服装、少し急いでいる様に見えるか。
少し悩んで声掛け。
「こんばんは!」
シンプルな声掛け。反応は良い。
声を掛けた理由を話し、表情を褒め、連れ出し打診は断られ、LINE交換。
シンプル過ぎる声掛け。何も面白い事やユーモアはない。
LINE交換は少し渋られたが、つつがなく交換。
直ぐに返信はせずに、翌日の夜に送信。
これもセオリー通り。
バンゲをもっとグダられたらもう少し間隔を空けた方が良いだろう。
アポはこちらからは打診はしない。
身なりのしっかりした貞操観念の高そうに見える女性、ガッツくのではなくLINEで様子を見る。
2週間ほど経過し、向こうから「先日飲みに行けなかったので、どうですか?」と返信が来る。
食い付きがあるのが分かる。
しかし、ぶっちゃけて言うと、めんどくささがあった。
無駄アポになりそうな感じがしたし、スト案件はネトナン案件みたいに、スクリーニングを掛けると直ぐに死番になるのは知っている。
また、そこまでの美女ではないイメージがあったからだ。
余談だが、ネトナンをなまじっか出来るせいで、ストのアポがめんどくさく成長が遅かったのは否めない。
その為、つぶした案件は数知れずだった。
もし、ネトナンからストに参入するなら、半年~1年はネトナンはやらない方が良いかもしれない。
アポ打診をする。
それでもスクリーニングを掛けたいので、日程打診でOKを貰った後に、遅い時間を打診してみる。
グダが発生した。
アポは破棄する。この時点で2019年の年末。
年明けに持ち越す事に。
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年が明けて2020年、ようやくアポが決まった。
アポを組んだ理由はいくつかあった。
ここ最近効率重視の為、きちんとしたアポを組んでいなかった。
きちんとしたアポというと、おかしな話だが。
スクリーニングなどは何も掛けずに、どれだけトークで魅了できるか試したかった。
うってつけの相手だった。
真面目そうな服装、貞操観念の高そうな女性相手に。
アポ前は、まあ、負けても良いかな~くらいで挑む事にした。
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某所で待ち合わせ
バンゲして1か月以上経過している、ほとんどネトナンみたいな感じ。
正直なところ、顔はあまり覚えていなかったので、服装などの特徴を教えてもらう。
待ち合わせ場所に本人が来た。
思った以上の美人で驚く。
バンゲ時は暗かったせいか、雰囲気は確かに綺麗に見えたが、思った以上の美人だった。
取り敢えず店に向かう。
spadaに対しても、私服だったので、「なんかお仕事帰りと雰囲気違いますね」と言われる。
また、ネットの女性などと比べてもコミュニケーション能力が高そうで、笑顔で話しやすい雰囲気。
他愛もない会話をして、店に到着。
彼女とは少し共通点(職場が比較的近い)があったのをLINEで知っていたので、最初はその辺りの会話で盛り上がる。
直感で分かる。
レベルが高い。
難しい戦いになりそうだなと。
しかし、話していて楽しかったのは確か。
spadaは見た目もそうだが、コミュニケーション能力が高い女性に魅力を感じる。
その為、見た目が良くてもコミュニケーション能力が低いとゲット出来てもキープする気が無くなってしまう。
準々即で良いかな。そんな気持ちが頭をもたげる。
過去の恋愛遍歴を引き出そうとしたが、苦戦した。
あまり話したがらない。
しかし、驚いたのは、彼氏とは1年未満で別れたことはないとの事。
ただ、詳しい話はあまり引き出せない。
「浮気されて別れた」など定番の回答は引き出せたけども。
そこは、「良い子ほど、ダメ男に引っ掛かるんだよね。」と恋愛に対してある程度の水準の知識がある事を暗に伝える。
「良い子じゃないかもですよ?」
そんな事を伝えて来る。
「いや、まあ経験上大体分かるんだよね。」とここでも恋愛に対してある程度の水準の知識あり、若干のチャラ開示を行う。
というか、ナンパの時点である程度チャラいというのは伝わっているんだろうけど。
お互いの価値観をすり合わせ、世界観を作り上げる。
彼女は、「好きな物が合うのではなく、嫌いなものが合った方が良い」という価値観だった。
あまり聞いたことがない、珍しい価値観だなと思ったが、頭の回転が早い女性だなとも感じる。
彼女は飲むのが好きだそうで、酒が強かった。
なるべくペースを落とさない様に飲む。
これが後々尾を引くことになる。
誰かに似てる、と聞いてみる。
実際、誰かに似てる気がしていたのだが、名前が出てこなかった。
「河北○友子に似ているとよく言われます。」
確かに良く似ていた。
世間一般的には美人の部類だろう。
spadaはそこまでタイプではないけど。
職場の同僚にはナンパされた事を話したらしい。
この様に女性はナンパされた事を相談するのもセオリー通りだろうか。
因みに、男性の同僚にナンパするのはどういう心理か聞いたら、「暇だったんじゃない?」との回答だった。
また、話を聞いていると、合コンは人生で2回しか行った事がなく、マッチングアプリはしたことが無い、クラブ行かない、パパ活した事ない、ギャラ飲みはそのワードすら知らなかった。
これには驚いた。
spadaが港区女子などと対峙した経験があり、マウントを取るトークをしようと思ったが、取るまでもなかった。
逆に、「こんな子いるんだな、とある意味感動してる。」と伝えると、「普段どんな子と遊んでるんですか?笑」と返される
彼女は自称サバサバと言っていたが、「え?おっとりでしょ?」と伝えると、「はじめて言われましたよ~本当に普段どんな子と遊んでるんですか?」と言われる。
こういった自称サバサバ系女子は、「すごく女の子っぽいよね」「乙女だよね」と言うと効果的なのは知っている。
で、実際サバサバかと言われると、、spada自身も感覚がおかしくなっているのか、そうは思わなかった。
「いや、今年一番楽しいよ。」
「今年ってまだ10日くらいしか経ってないですよ笑」
この様に若干のボケも入れたり入れなかったり。
しかし、楽しんでいてはいけない。
手相のルーティーンから少しずつ距離を縮める。
特にグダはない。
貞操観念を引き出すために、再度過去の恋愛遍歴を深く探る。
「医者と付き合ってって、婚約まで行ったんですよね。」
やはりな。
このレベルの見た目、性格であればこういった話はあるだろうなと。
聞けば、婚約までして、両家の挨拶までした。しかし、主体性がなく、親の言いなりになっている部分に我慢出来なかったと。
「もっとそういう話ちょうだいよ笑」
「だって、もう終わったことだし。」
彼女は過去にこだわらないタイプだった。
しかし、どこか切なそうな表情が印象的だった。
年齢は20代半ばかなと思っていたが、年齢当てゲームから、アラサーなのが分かる。
こういった年齢当てゲームもネトナンにはない面白さだなと。
新鮮だった。
ネットでは直家だったり、せいぜい1杯飲んでホテルだったり、直ホだったり。
ストも即や準即を狙う際はなるべく早く、クロージングを狙う。
こういったちゃんと口説くアポは久々だった。
もちろん、毎回こうならないのは知ってる。
相手がある程度の見た目であり、コミュニケーション能力がないとこういったアポにはならない。
もう今日はこのまま解散で良いか、と思っていた矢先に、ラストオーダーが。
この時点で23時。
彼女はLINEの段階で、次の日早く予定がある、と言っていた。
一応2軒目打診をすると、通る。
この時点で3時間半も和んでいる。
和みは十分できているが、念には念をで、キャッシュオンバーへ。
しかし、アクシデント。
結構酔ってしまっている。
もう酒は入れない方が良いとは分かっていたが、飲まない訳にはいかないので、飲む事に。
移動する時は、向こうから腕を組んで来るくらいだった。
横並びの席が偶然空いていたので、距離はより縮まる。
ここでも1時間くらい和む。
会話の内容は店の雰囲気もあり、下ネタっぽい会話が多めになる。
「apadaさんの家に行きたいな、連れて行って。」
これ以上ないサインが。
三軒目に行こう、で店を出る。
タクシーで家に行く。
パーカー理論で、コンビニで酒を買い、家になだれ込む。
もう言葉はいらず、そのままゲット。
しかし、かなり酔ってしまっていて、気分が悪かった。
行為後、彼女は「また会ってくれる?」と言ってくれていた。
朝方気分悪くて、何度か吐いた。
ここまで酔う事があまりなかったので、自分でも驚いた。
彼女は本当に予定があったのか、空気を読んだのかわからないが、早朝に帰る事に。
正直幻滅させてしまったのは否めない。
帰った後の、LINEの反応は尻すぼみになった。
これがバイヤーズリモース(購買者の後悔)なのか、吐いたことに幻滅したのかは分からない。
ただ、面白いアポだったし、久々にいい経験になったかなと。
反省点としては、酒はコントロールし、飲み過ぎない事だろうか。
やはり美女は酒が強いので、自分自身が飲まれない様にするのが必要かもしれない。
今後も、たまにはちゃんとしたアポを組もうと思う。





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