12月某日
この日は仕事関係の納会だった。
過去2年、納会の日はアポがあり、どっちも準即を決めていてゲンが良かった。
今年はアポはないが、年内最後のストにする事にした。
納会の日は何かが起こる気がした。気合を入れていく事にする。
少し早い時間だったので、一旦家に帰って身支度を整えて、出撃する。
年末だが、街は賑わっている。
いつもの週末と変わらないか、少し少ないくらいか。
サージングを行う。
なかなかターゲットが見当たらない。
いや、いるにはいるんだけど、やはり飲み会とかこれから行く様な感じで数人でいる人が多い。
そんな中、かなりの美女を見かける。
水商売風。
1声掛け目。
ガンシカだろうなーと思いつつ、いつものルーティーンで声掛け。
イヤホンをしていたのを外してくれる。
運命トークから自己開示。
飲み打診を行う。
「これからホストに行くんだけど、まだ時間あるから1時間くらいなら」
という事で提案は受理された。
「キャッチじゃないよね?」など言われたが、そこは当然否定。
歩きながら並行トーク。
少し早い感じもしたが、仕事何しているか聞いたところ受付だという。
「OLさんの給料でホスト行くのは大変じゃない?」と夜職でないか探りを入れる。
「ちゃんと使う金額決めているし、その辺は大丈夫。」と言っていた。
立ち飲みのバーへ。
間近で見ると、やはりかなりの美女。
女優にいそうな感じだ。
コートを脱ぐ。
なかなか気合の入った服装。巨乳っぽい感じで俄然テンションが上がる。
服装に関して「気合入ってんな~お気に入りのホストに会う為か」と弄ると、「これは普通だよ~。この服装で友達とごはんとか行くし」と。普段着なのを強調。
乾杯する。
よく話す子でコミュニケーション能力が高い。
まずは仕事の話などから徐々に何故ホストに通っているかなどの話に移行する。
しかし、よく話すので若干主導権が握りにくい。
仕事は受付との事だが、たまに連絡先を渡される事があるそう。
そういう時どうするか聞いたら、「連絡を返す事は無い」と言っていた。
もちろんそれが本当かどうかは分からないが、こういった受付系の仕事の女性に同じ質問をすると大体似た様な答えが返って来る。
「ナンパに付いて行くの初めて」と言っているのと同じ様なものだろうか。
ホスト通いをしているのは、月に3回くらい。
きちんと額を決めているし、むしろ飲み過ぎると担当ホストからは止められると。
確かに、飲むと少しキャラが変わりそうな感じではあった。
もちろん悪い意味で。
例えば化粧のチェックをした後、鏡をテーブルに放り投げる様に置いたりする。
「こらこら割れるだろ」とたしなめると、「私酔うとこんな感じなの」と言う。
ただ、携帯を触る時は「ちょっとLINE返しても良い?」と断りを入れるなど、礼儀正しいのか悪いのかよく分からない感じではあった。
また、驚いた事に学生時代に住んでいた県が同じだった。
同じ県内でも結構遠かったが、同郷だったと言う事で食い付きが上がる。
中盤以降からどんどん話が弾んでくる。
「ホストは自分が行きたい時だけで良いから、楽なんだよね。」
「まあ、彼氏だったら自分の都合だけじゃないもんな。彼氏居たらいたで、色々めんどくさい部分もあるし。その点ホストは自分が好きな時に行って飲めるから良いよな。」
「でしょ、でしょ。」
と似非の同調。
ここでは下手にホスト通いを否定せずに、さらに「貴女に好意がある」というのを示さない。
過去の恋愛遍歴を引き出す。
彼氏は一年居ない。
元カレは束縛が激しかった。
例えばLINEの返信を返さないと、「何で返してくれないの?」と追撃のLINEが来たりする。
それも、30分返信しないだけで。
また、友達と飲んだりしている時も、「誰と飲んでるの?」など証拠写真を求められたりしていた。
それで写真を送ると、「これは別な日に撮った写真じゃないの?」と言われる事もあったと。
それでも2年ほどは付き合った。
しかし、嫌気がさしたと。
交際人数は3人~4人。20代半ば、派手な見た目、ホスト通いをしている割には恋愛経験は多くは無さそう。
もちろん本当か嘘かは分からない。
また、これだけの美貌だと確かに彼氏が非モテコミットするのは分からなくはない。
元カレに関しては若干否定気味にした。
「彼女はどの位いないの~?」と聞かれる。
「まあ、半年位かなー」
「えー、ずるーい」
「なんで?」
「だって寂しいの半年だけじゃん」
冗談か本気なのか分からない感じだ。
クリスマス何してたのか聞くと、
「私クリスマスは明石家サンタ観てたし~それも録画したやつ」と自嘲気味に言っていた。
「うわ、寂しいな~」
と弄る。
他にもモテそうじゃんとか、○○に似てる(イケメン系の芸能人)と言われるくらいのIOIはある。
「この半年間○○の為に空けてたんだよ」と言うと、
「馬鹿じゃないの~」と満更でもなさそう。
「その服俺の為に着てくれて来たんでしょ?」と言うと、「そうそう!」とノリは良い。
お笑いでいうところの「天丼」っぽいボケを入れる。
そこそこ言い合える関係は構築している。
また、家でも飲んで来たという。
「おお、気合入ってるね~」と言うと、
「違うの、私飲まないとホスト行っても黙っちゃうから飲んだ方が話せるの」と。
この辺はどう返したかは失念した。
1杯目が無くなった。
このタイミングで、次何飲もうかと決めている。
彼女は「これが良い、トイレ行くから頼んどいて!」とレッドブルウオッカを注文するのを促してきた。
これは失敗だった。確かに酔ってる感じではあるんだけど、相手の言いなりになってはいけない。
もっと、これを飲めよとか強気で言えば良かったか。
トイレから帰ってくる。
彼女がそのレッドブルウオッカを飲み始める。
「これアルコール入ってるの?」と言っていて、飲ましてみ、と飲んでみる。
ストローだったので、「間接キスになるけど、良い?」と言ってみると、「良いよ」と。
確かに若干甘く、アルコールが入っている感じはしない。
しかし、少し経つとアルコールが効いて来る。
段々こっちもおかしなテンションになる。
「もうそろそろ行かないと」と彼女は言い出す。
「えー、もっと飲みたかったな~」と引き止めはしなかった。
こっちも変に酔ってしまい、即が難しいかなという感じがしていた為だ。
ホスト何時に終わるか聞いたら、深夜の1時だと。
「ならそれ終わったら飲もうよ。」と言ったら、向こうからLINEを聞いて来た。
「私連絡はいっぱいくれる人が良いな」
「え、元カレに束縛されてたんでしょ?矛盾してない?」
「2日に1回とかなら良いの。愛されてる感じがするし」
「まあ、連絡もほどほどなら良いんだな」
「そうそう」
食い付きはあるだろうなと思い、一旦解散する。
彼女はタクシーでホストクラブに行った。
返信も来た。軽くストるが酔ってしまったのもあるし、寒いので帰る事に。
一旦家で待機。
しかし、1時過ぎても返信が来ないので、追撃のLINEをする。
既読にならない。
あー、ブロックされたか。
それとも未読スルーか。
正直、かなり悔しかった。
食い付きがありそうなだけに。
これが食い付きが無さそうであれば、まあ良いかと割り切れるが。
この日は明け方まで寝れなかった。
もし、ゲット出来ていれば、今年一番のスト高かつ、過去ゲットした中でも最高ランクのスト高であった。
また、3度目の1声掛け目即でもあった。
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年が明けて1月のある日、LINEのアイコンが変わっていた。
一瞬芸能人の誰かかなと思ったが、よく見たら連れ出した子だった。
こんな子を連れ出したのかと思いつつ、これで返信来なかったら諦めようとあけおめザオラルを送信する。
すると、返信が来た。
「今度はご飯行きましょう~」みたいな内容だった。
がっつかずに軽めの返信をする。
しかし、またしても未読スルー。
うーん、、
どうしようか。
結局この段階で止まっている。
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ナンパを始めた当初に目標があった。
それは、超絶系を倒す事。
超絶系と言うと、主観はあるが、今回連れ出した女性はまさにそんな感じだった。
少し変わった子だったが。
今回は連れ出し止まりだったが、少し自分の殻を破れた気がする。
少しだけど。
ただ、やはりこのレベルだとそう簡単にはゲットは出来ない。
まだまだ改善点はいくつもあるだろう。
ただ、全く無理ではないというのは分かった気がする。







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